「古」が多すぎる問題

 今、テレビでは小泉進次郎農水大臣が実行している政府備蓄米の放出のニュースばかり報道されている。それで最近よく聞くのが古古米や古古古米いう言葉。古米というのは今までも新米との区別でよく聞いていたが、昨日はニュースで古古古古米まで登場し、「古」が多すぎて何だかよくわからないと思っているのは自分だけだろうか?せいぜい古古米までで、もう3つ以上「古」がつくのは、古が多い、多古米でいいのではないかと思ったが、「多古米」は千葉県の中でブランドのお米なのでダメだと気付いた。

多古米の歴史

千葉の多古町は、よく大会や出張でも行くところで、成田空港の南東側に位置する一面に水田が広がる田園地域の町。「多古米」はそのおいしさから、江戸時代は幕府に献上されていた歴史を持ち、昭和38年、平成26年には皇室の献上米にも選ばれている多古町産のコシヒカリのブランド名である。その多くは、親戚など縁故米として消費され流通量が少ないため「幻のお米」と呼ばれているほどおいしい。

道の駅 多古あじさい館

 前の日に焼肉を食べに行ったのだが、最後にライスを注文しようか迷い、結局食べなかったこともあり、「道の駅 多古」で、多古米のおにぎりを食べようと昼過ぎから出かける。

「道の駅 多古」につき、直売所で一応、多古米の棚を見てみてみたが、やはり空で売り切れの状態。ちなみに外の自動販売機で500mlのペットボトルに入っていた多古米が売っていたが、やはり売り切れのランプがついている。食堂は2時半過ぎだったので空いていたので、鮭とたらこと塩のおにぎりを中でいただく。値段設定は何の種類でも1個200円だが、お米の風味がしっかりとしていてとてもおいしい。おにぎりで正解、「さすが多古米」という思いを確かにした。食後には最近ハマっているあんみつを頼んでみる。ここのあんみつは「季節のあんみつ」ということで運ばれてくるまでわからなかったが「ブルーベリーのあんみつ」が登場。ぶどうかと思うような粒が大きいブルーベリーがたくさん入っており、色彩もあじさいっぽくとてもいい感じ。実際食べてみると、地元産なのかブルーベリーがとてもおいしくて、しかもこれが黒蜜とあんこ、寒天と以外に合っていて最高でこれも正解。道の駅の隣に流れる栗山川を見ると、川辺の両側にずらっとアジサイが植えられている。この日はアジサイにはまだ早かったが6月中旬くらいには、見頃になると思うので、またその頃に再訪して今度はボートに乗って、またおにぎりとあんみつを食べようと思う。