米は何キロで売ってるの?

 5月21日、江藤農水大臣は「コメは買ったことがない」などと発言した責任を取り大臣を辞職し、新しく小泉進次郎氏が農水大臣になった。小泉氏が、昨日記者からの「米を買ったことがあると言っていたが、買う時はどれくらいの量、例えば何キロとか」という質問をされ、「時短の時はパックの米とか買いますね」と答えをたぶらかしていたニュースを見てつい笑ってしまった。記者は本当にお前買ったことあるのという思いからしたいじわるな質問だと思うが、自分で米を買ったことがないのがバレバレだった。ただ自分も3月までだったら答えられなかった・・・。米をスーパーで買ったことがなかったので小泉氏を笑えない。でも今なら5キロで4000円台の後半の値段がしますよ。備蓄米が放出されてもかえって値段が上がっていますよ。と答えられるのだが・・・。これも退職したお陰である。

「やらねばいけないこと」が無くなった

 退職してみて実際どうなのかを書きたい。まず当然であるが、ストレスはまったくなくなった。「やらねばいけない」というものが一気になくなり、「やりたいこと」だけをやっていればよくなった。ただ同時に気持ちのハリもなくなり、このままでよいのかという感じもする。「やらねばならない」ことに追われる人生も嫌だが、「やりたいこと」を自分で決めるのも難しいということを実感した。もう自分も忘れてしまっているが、中学生もきっとそうであろう。「あなたは何がやりたいの?」と問われても実際に何がしたいのかはっきりしている人は少ないだろう。「勉強」があると考える人もいると思うが、「勉強」は中学生にとって「やらねばいけないこと」なので、そればっかり考えていたらストレスが溜まるのもわかる。「部活」なども本来は「やりたいこと」のはずだが、大抵やってるうちに「やらねばいけないこと」に変わってくるので微妙なところ。とりあえずやりたいことがわからないので「高校へ行く」「大学へ行く」でもこれもみんなが行ってるからとなると「やらねばいけないこと」になってくる。「やりたいこと」を自分でしっかりと考え、それができることが人生には大事なんだということがこの2カ月でわかった。自分もやりたいことを整理して実行していく。第2の思春期なのかもしれない。

チキンもキチンと食べてない・・・

 仕事をしないので、どうしても運動不足を感じる。少なくても教員をやっていれば授業もそうだが、立っている時間が結構あるので、どうしても座っている時間が長くなる。これは健康によくない・・・。進んで運動しないとどうしても運動不足になる。町で散歩とかジョギングしている人を見かけるのはこういうわけか。1つよいことがあるとすると、運動不足ではあるが少し体が軽くなったような気がする。もともと退職前は110キロいかないくらいだったのが、今何キロになっているか体重計に乗っていないのでわからないのだが、ちょっと減っているような感じはするのだ。これはやっぱり教員で昼カロリーがある給食を毎日5分で食べていたせいなのか・・・。(給食指導があるので担任は5分くらいで食べないとダメなんです) そういえば、ストレスがなくなったせいか、仕事帰りにコンビニに寄ってチキンを毎日欠かさずキチンと食べることもなくなった・・・。

投稿者

管理人ひろ

大学卒業後、サラリーマンとトラックの運転手を経て中学校の教員として30年間勤務。2025年3月、57歳で早期退職。FIREの生活に入る。人生のセカンドステージのキーワードは「志に生きる」

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