

湘南へドライブ
この日は高校生の次男が校外学習の日で行先は横浜八景島シーパラダイス。八景島に現地集合とのことで,さすが高校生、中学生ではこういうことはできません。この日の計画は、仕事を休んだ妻と一緒に、まず朝、次男を八景島に送迎し(こんな奴は他にいないと思う)、その後、江の島へドライブし、帰りがけに長男の住む横浜戸塚に、先日とった原チャリのナンバーを家に届けて、最後は東京の月島にもんじゃを食べて千葉に帰るという行程。 八景島から、逗子、鎌倉を抜けて湘南海岸へ。由比ヶ浜、七里ヶ浜では大勢の人がサーフィンをして波乗りを楽しんでいる。車窓越しに見ていると浜から上がってくる人は年齢高めの人が多い。人生のセカンドステージをサーフィンで楽しめるのはいいなぁ。やはり趣味って大事。
江の島でタコせんべいをいただく


江の島では、妻の強い希望でエスカーを使い、島の上に上る。江の島には何回か来ているが、エスカーを使ったのは初めて。そしてこれまた上ったことがない展望台へ。展望台の名前はシーキャンドル。見ると確かにキャンドルの形でシャレている。晴れていれは富士山がよく見えるということだが、この日はあいにくの曇天であまり遠くまで見通せなかった。ちょっと残念・・・。妻は東京タワーとスカイツリーが見えるといったが、たぶん勘違いであろう。島のお店で、江の島名物のタコせんべいとシラス入りカレーパン、ゴールデンソフトをいただき江の島を堪能する。また江の島といえば弁財天。日本三大弁財天というのがあり、安芸の宮島、琵琶湖の竹生島と並ぶこの弁天様を参拝しないわけにはいかない。江の島の弁天様は、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)の3姉妹の女神でそれぞれに「辺津宮(へつのみや)」、「中津宮(なかつのみや)」、「奥津宮(おくつのみや)」に祀られているので、それぞれ参拝する。



江の島と湘南海岸で一句 「春波を 笑みで見守る 三姉妹」
サーファーがひしめく湘南海岸は、横で江の島の三姉妹の弁天様がやさしい気持ちで見守ってくださっている感じがいいですよね。
月島でもんじゃ


帰りは、東京月島でもんじゃをいただく。自分は東京の下町で少年時代を過ごしたので、こどものときからもんじゃを食べて育った。自分の少年時代は、町に駄菓子屋が何件もあり、学校から帰ってきたらお小遣いを握りしめて駄菓子屋へ行くのが下町の少年達の日課。どの駄菓子屋の奥にももんじゃ焼きを焼く大きな鉄板がひとつあり、確か値段は100円台だったと思う。この時の駄菓子屋のもんじゃはキャベツと揚げ玉が申し訳程度に入っているだけのものだったが、これに店で売っている1つ5円のラメックというベビースターみたいなものをトッピングするのが何よりの贅沢だった。(ベビースターも入れられるが30円くらいして高いのでラメックをみんな入れていた)家から生卵を持ってきて目玉焼きをつくるのも楽しかったなぁ。
豪華 特製竹の子もんじゃ おいしかったです!


そのころのもんじゃにくらべたら月島のもんじゃは比較にならないほど贅沢に色々おいしい具材が入っていて豪華なものであるが、自分はもんじゃを食べるたびに少年時代の自分の原点を思い出すのである。というわけで2か月に一度くらいは月島に通っている。この日はお笑いのジャングルポケットのおたけさんの実家がやっているもんじゃ屋の「竹の子」へ。おたけさんはこの日はいなかったが、店に出ているときもあり、店で見かけたこともある。
自分のお決まりの明太子もちもんじゃと人気第1位の特製たけのこもんじゃ(イカ・タコ・ホタテ・エビ・肉・そば・卵入り)を注文。この日もおいしくいただき家路につく。戸塚から月島まで高速に乗らず下道を走ったこともあり、車の運転時間が結構長かったのでけっこう疲れました・・・。